こんにちは、EIKARA編集部です。
東京オリンピックを間近に控え、外国人との交流がますます活発になりそうな令和3年。生きた英語を身につけたいと考える人も多いでしょう。
自分に最も合う学習方法を探す際、多くの人がまずインターネットで情報を検索します。
英会話スクールやアプリの情報に加え、最近は英語の学習方法や教材を紹介する便利な英語学習サイトも多く見つかります。さまざまな情報によるサポートも受けられます。
総合的な学習サイトのほか、特定の目的に焦点を当てて学習方法を紹介するサイトもあります。
数ある英語学習サイトから、筆者が役立つと考えるサイトを紹介します。
初心者におすすめの英語学習サイトを紹介!
検索にヒットした英語学習サイトの数々を目の前にして途方に暮れてしまうのが、英語初心者・初級者の皆さんではないでしょうか。
初心者だからこそすんなりと学習に入っていける親切なガイドとなる英語学習サイトを見てみましょう。
英語を基礎から学べるサイト2選
初心者に必要なのはまずとにかく基本をしっかりと押さえることです。
けれど、文法も分からない、単語も知らない、聞き取りもできない!と焦る必要はまったくありません。
最初は誰もが分からなくて当たり前と気を楽にして、始めの1歩を踏み出しましょう。
英語喫茶
サイトを開くと、サイト名のロゴの下に「英語を気楽に楽しむサイトです」と記載する「英語喫茶」は、自らが名乗るほどに初心者や初級者、中級者が英語を楽しみながら学べるサイトです。
サイトは4つのテーマから構成され、それぞれいくつかの項目立てがされています。
1) 英文法関係
まずは英文法を知って英語の世界を楽しむための7つの地図を手に入れましょう。
① てはじめの英語学習(入門~初級):28回
② 基礎からの英語学習(初級~中級):84回
③ 英文法の発展的学習: 34回
④ 英語学習のエクササイズ
➄ 英文法の索引
⑥ 英語学習の豆知識
➆ 英文法の解説
初級者向けの項目は特に①と②です。
英語を勉強するのに必要となる基礎の基礎、および少し発展させた文法項目について分かりやすく内容を整理。
1日目安を1レッスンとして、およそ4か月で無理なく英語の基礎を身に着けられる構成です。
初心者にも分かりやすく、図式や簡単な例文を使って解説し、最後に確認問題で落とし込みます。
レベルが上がるにつれ、内容は詳細になって行きますが、一つひとつに順番にあたって行けば4か月経つ頃には自然に英語力が上がる仕組み。
さらに踏み込んで学習したい人は発展的学習やエクササイズも出来るように配慮されています。
2) 英会話表現
オリジナルストーリーを読みながら、英会話表現と英文読解が学べるページです。
50のエピソードからなるショートストーリーは、程よい長さの英文と和訳から構成されており、やさしい英語表現を物語として読むことで自然な英語表現が身につく構成です。
3) 自然探訪と野鳥
勉強に疲れたら、きれいな自然と野鳥の写真で癒されましょう、という「喫茶店らしい」ページ。
4) その他
基礎の基礎から進んだ英語学習項目とサイトマップなど、いろいろから構成されるページです。
英語学習に関係する項目は以下の5項目。
① 法助動詞(初級~中級)
② 法助動詞キーワード検索
③ 英語の時間的感覚Ⅰ(初級~中級)
④ 英語の時間的感覚Ⅱ(中級以上)
➄ 時間的キーワード検索
①と③は初級~中級者向けとしていますが、基礎の基礎からは一歩、二歩踏み込んだ内容です。
④は対象を中級者以上としているように、英語上級者も手ごたえを感じる詳細な、時間枠から捉えた内容。
4)の英語学習項目は、1)と2)をひとつずつ順番にしっかり押さえてから学ぶことをお勧めします。
サイト全体は、おしゃれでもスタイリッシュでもなく、どこか少しあか抜けない素朴なつくり。
素朴さが良い方向に働いて、トップページを観ればどこをクリックすればいいかが一目瞭然で、初心者が気負いなく眺められるのもお勧め出来るサイトです。
参考: 「英語喫茶」公式サイト
東京外国語大学言語モジュール
東京外国語大学が管理する言語学習サイトで、英語を含め27言語が展開されています。
「モジュール」とは部品のこと。
言語学習の部品にあたるのが「文法」「語彙」「発音」「会話」の4モジュールと捉え、各部品を学習することで相互補完的に作用しあい全体としての語学を習得する考え方の元に構成されています。
全体的に難易度は高くなく、基礎をしっかりと培うのに適しています。
1) 発音モジュール
発音モジュールは、「実践編」と「理論編」で構成されています。
実践編では、「必要最低限これだけは」という内容やコミュニケーションを円滑にするための表現、英語表現らしさを身に着ける表現など、日常的に必要となる内容に的を絞って、発話し、聞き取り、会話を出来るようにトレーニング出来ます。
「理論編」は、「実践編」や英語の基礎を習得した人が、次へのステップアップとして学ぶ内容。
大学での授業などでも使用できるように、言語学、音声学としての発音など難易度も上がりますが中級者~上級者で、語学を極めたい人にも興味深い内容です。
2) 会話モジュール
「会話教室用」と「会話学習者用」で構成されています。
会話教室用では、あいさつする時、感謝する時など、日常に頻繁に起こりうるシーンを細かく想定して、自然な会話を運ぶためのフレーズが満載。
学習者用では、目的に応じて4つの角度から学習できるように、「聞く・話す」「読む・話す」「聞く・書く」「読む・書く」の4モデルが設定され、個々の目的に合わせて効果的に学習できます。
3) 文法モジュール
初めてそれぞれの言語の文法を学ぶ人を想定して開発されている文法モジュールでは、初級文法を学ぶ人のために必要不可欠な内容を分かりやすく展開しています。
4) 語彙モジュール
初級の学習者を対象として、約700語から900語の基本的かつ不可欠な語彙を収録。
さらに、例文で会話モジュール、文法モジュール、発音モジュールとのリンクがはられており、学習者が納得しながら効率的に言語を身に着けられるように構成されています。
以上は各言語で共通事項ですが、英語の場合、さらに、アメリカ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、カナダ英語、そしてニュージーランド英語について発音や会話を学べるように設定。
それぞれでのアクセントやイントネーションの違いはもちろん、単語の選び方や言い回しなど、実質的な英語が学べることもお役立ちです。
参考: TUFS言語モジュール
(東京外国語大学21世紀COEプログラム「言語運用を基盤とする言語情報学拠点」)
正しい英語の発音を学べるサイト2選
同じ言語でも、国はもちろん地方、地域などとても小さな単位の集団ごとに微妙に異なってくるのが発音です。
「正しい発音」という枠組みがあやふやになっていると言っても過言ではないほどですが、やはり「標準語」や「正則言語」など、基準となる発音やイントネーションは存在します。
言語を学ぶ際に必要となるのが、まずは基本(主流)とされる発音を学ぶこと。
英語の場合は、イギリス英語とアメリカ英語の違いのように、大きな2つの主流を比較して学ぶことも発音を学ぶ際には効果的な方法といえます。
英語発音入門
「英語発音入門」は、甲南大学が監修、運営している発音・音声を学べるサイトです。
英語の2つの主流であるイギリス発音とアメリカ発音について、同じ場面を想定した動画などで実際の会話の音声を聞きながら学べます。
構成は以下の通り。
1) 英語を実際に話す時には
日常会話で実際に英語を話す際に起こりうる発音上のあれやこれを、「リズム」「イントネーションのパターン」「省略形」「音の変化」「単語間での音のつながり」「語尾や語頭などでの消音(音が消えること)」の6項目に整理し、パターンとして分かりやすく提示しています。
それぞれに例文や実際の会話の動画などが提示され、納得しながら学べる作りです。
2) 子音の発音
発音記号は英語を学び始めた初っ端にひと通り学びますが、記号だけ単体で見てもどう発音すればいいのかはっきり覚えている人は少ないのではないでしょうか?
本サイトでは、それぞれの子音の発音記号ごとに例文が用意され、例文を聞きながら発音練習が出来るように構成されています。
3) 母音の発音
子音の発音と同様に、母音記号ごとに例文と例文のリスニングが出来る他、日本語の母音「あいうえお」との違いについても解説し例文が提供されており、練習することでより英語らしい英語の発音を学べる構成です。
参考: 英語発音入門公式サイト
Rachel’s English
Rachel’s Englishは1999年からノン・ネイティブに英語を教えていたRachelさんが2008年に立ち上げた英語学習サイトで、アメリカ英語の発音の学習に特化しています。
英語を学ぶ上でノンネイティブがおちいりがちな負のループのひとつが、上手く発音出来ない、または聞き取ってもらえないことでどんどん自信を失ってしまうということ。
Rachelさんが重要視するのは、お互いに理解し合える会話を通して英語学習者がより楽しく確実に英語力を伸ばすことが出来るということです。
英語学習者が正しい発音を身に着けることで同時にリスニング力もアップするという考えの下、サイトでは500以上の無料動画を提供し、英語を発声した音声と共に口の動きやくちびるの使い方などを詳しく解説。
すべての動画に解説がついており、動画に従ってまねをすることで、一つひとつの単語の発音を身に着けることが出来ます。
YouTube上の無料動画は2008年以来再生回数1憶回以上、人気のほどが伺えます。
さらに踏み込んで、発音矯正のレッスンを受けたりウェブ上のスピーキングトレーニングクラスに参加したり、日々の学習計画に従って学習をサポートしてもらうためには有料のコース(Rachel’s English Academy)に登録が必要となりますが、まずは無料の動画で正しい発音を練習してみてはいかがでしょうか。
参考: Rachel’s English 公式サイト および Rachel’s English Academy公式サイト
独学でも分かりやすい英語学習サイト
独学で英語を学習する場合、すでに自分に合った学習方法が分かっていて、学習のペースも出来ている場合は良いとして、英語初級者や、中級者・上級者レベルでも迷いがあり定まっていないという人にとっては、英語だけの情報量が多い英語学習サイトはより迷いの世界にさまよってしまうことになりお勧め出来ません。
そんな場合は日本語でサイトの様子をしっかり把握できるものや、動画などで目に明らかなものから自分に合った学習サイトを探してみることがお勧めです。
日本語から英語を学べるサイト2選
「英語は日本語を通さず直接英語で学ぶべきだ」というフレーズは、英語学習者はよく耳にするものですね。
確かにその通り、と思いつつも、ついどうしても頭の中では日本語から英語に変換し、英語を日本語に訳して理解してしまうなんて人も少なくないのではないでしょうか。
3歳までの小さな子どもではない、日本語ネイティブの大人な私たちはそれを逆手に取りましょう。
まずは何を言っているのか、何を言いたいのかを日本語と英語でしっかりと理解し、繰り返して練習して下地を作ってから、「英語を英語で学ぶ」を目指せばいいのです!
NHKゴガク
英語学習者にとってのおなじみのNHKが放送している英語学習シリーズ。
テレビ放映とラジオ放送があり、内容も、中学生(初心者)レベルの「基礎英語」や気軽に学習できる「英会話」から、国際社会を渡り歩くための「ビジネス英語」など様々。
また、「ニュース」「リスニング」や、「歌」「物語」、「早口ことば」などバラエティーに富んだ内容になっています。
見逃しや聴き逃しに配慮して、過去1週間分のストリーミング放送もあるなど、多忙な現代社会を生きる英語学習者のニーズにも対応。
特にラジオは通勤途中などのすきま時間に5分~15分でひと通り聴ける番組がほとんどで、日々効率的に英語を学ぶことができます。
番組によっては、マイク機能を利用した発音練習や単語の並べ替え、穴埋めなどのテスト形式の練習問題があったり、内容に即した英作文が出題されるなど、ただ聴き流すだけではない「英語学習」を提供。
総合的に「話す」「聞く」「書く」「読む」力を鍛えながら、楽しく英語のコミュニケーション力を磨きましょう。
書店でも手軽に入手できる別売りのテキストは週ごと出版のため薄く、「勉強しなきゃ」のプレッシャーとストレスも少なく学習できます。
耳で聴き、目で見てテキストを読み、正攻法で「お勉強」してみませんか?
参考: NHKゴガク公式サイト
NHKゴガクル
もうひとつ、NHKからの英語学習サイトをご紹介します。
「ゴガクル」は、NHKが提供している語学学習サイトで紹介された例文やフレーズの中から、お役立ちで使えるものを集めた集約的語学学習サイトです。
語学学習サイト「ゴガクル」は2025年9月30日正午にサービスを終了しました。
対象言語は10ヵ国語で、NHKいわく、「NHK語学フレーズをフル活用!日本eラーニング大賞受賞の外国語学習コミュニティ」!
無料会員登録が必要ですが、会員は毎月覚えるフレーズを設定する、お気に入りフレーズを登録して自分だけのフレーズ集を作る、英作文の学習記録を残すなどの機能を利用出来ます。
また、ゴガクルの優秀な点は、フレーズ集、例文集の検索項目がとてもバラエティー豊かなこと。
「基礎英語」「ビジネス英語」「旅行英語」などの番組内容に即したものはもちろん、「あいさつ、コミュニケーション」や「天気や季節」などの日常での会話の目的ごとに検索が出来ます。
「ポジティブワード」なんて変わり種もあれば、「熟語で覚えたい言い回し」という、英語学習中級から上級者はぜひ身に着けたい語学スキルとしての項目もあります。
「学校」「職場」「家庭」「買い物」などの場面を元に検索出来たり、私たちが取る行動ごとに細やかに「説明する」「尋ねる」「質問する」などを設定。
「こういう時、どう言えばいいのかな?」の「こういう時」の検索がかけやすいため、自分が今まさに必要なフレーズや例文に導いてくれる、実践英語学習の優れものです。
参考: ゴガクル英語公式サイト
動画で英語を学べるサイト2選
ネット環境が整うにつれ、動画はもはや私たちの生活の中でとても身近な存在となりました。
英語学習にも動画はとても便利かつ効果的です。
講師の口の動きや身振り、ホワイトボードへの書き込みを目の当たりにしながら学べるなど、実際の講義を受けているのと変わらない利点に加え、場合によっては24時間365日時を選ばず都合の良い時に学習できるなどの利便性も。
従来の学習事項に集中した講義としての動画もあれば、特に初級者など英語学習に慣れていない人たちも楽しく気軽に学ぶことが出来る動画もあり、あなたの目的やレベルによって英語学習動画のすそ野も広がっています。
バイリンガール英会話
まずは楽しく学べる動画といえば、という1本をご紹介。
「バイリンガール英会話」は、小学校1年生から大学卒業までの16年間をアメリカはシアトルで暮らしたバイリンガルのちかさんが主宰するYouTubeの動画サイトです。
「バイリンガル」+「ガール」で「バイリンガール英会話」です。
日本というグローバル・ビジネスに深くかかわっている国にありながら、英語が苦手、苦手意識を持つ人が多いことに驚いたというちかさんが、気軽に楽しく実際に使われる生きた英語を知ってもらいたいと始めたサイト。
ちかさんの日常をからめて、時に歌い時に踊りながら、自分の部屋からまたは旅先の映像から楽しく英語のレッスンを展開しています。
一見、楽しさばかりが目立つようでもありますが、実際はバイリンガルでさらにビジネスパーソンでもあるちかさんならではの「使える」「生きた」英語が学べます。
例えば、歌詞の中で「just」という単語が出てきた場合、歌で描かれる世界観の中で「just」がどのような意味を持って使われているかを具体的に紹介するなど、視聴者は英語を肌で感じながら学習できる、という動画が満載。
また、『ジャパナゴス』という名の日本を英語で発信するチャンネルでは、初詣や節分、ひな祭りなどの日本の習慣を英語で説明しており、詳細な内容は外国人に日本について話をする際にお役立ち。
上級者のリスニング強化にも適しています。
Twitterやインスタグラム、FacebookなどのSNSコミュニティも豊富にあり、ちかさんの日常や「バイリンガール英会話」視聴者同士がつながることも出来ます。
BBC Learning English
世界に名だたるBBCが運営する英語学習サイトです。
1943年から英語ネイティブではない世界中の学習者に英語を教えて来た実績に自信を持つBBCは、それぞれの国ごとの学習者が必要とする多種多様なニーズにもしっかり対応と胸をはります。
オンライン学習がメジャーになった現在、多種多様な動画を学習者に配信。
基礎的な英語表現や日常的に使われるフレーズや会話表現などの初心者向けの動画はもちろん、そもそもの大本が英国でのニュースを中心としたネイティブ向けのグローバル・ニュースブロードキャストであることから、上級者にも満足な動画も数多く取り揃えています。
長く人気のあるページのひとつ「6 Minute English」で取り上げるテーマは、科学や技術、ビジネスなどのまじめなものもあれば、コーヒーの飲み方、サンドイッチの発音の仕方など気軽に興味が持てるものなどバラエティー豊かで学習者を飽きさせない構成。
英語学習サイトとしての機能も優秀です。
学習者のレベルに合わせた学習コースが用意され、それぞれで「リスニング」「語彙」「英語慣用表現(The English We Speak)」「発音(注:イギリス英語)」などが学べるようになっています。
現在、ポッドキャスト版は「Learning English Conversations」フィード内で配信されています。「The English We Speak」の番組名は引き続き各回に使われています。
また、ほとんどのニュースソースがPDFや音声としてダウンロード出来るため、しっかり学習したい・復習したい学習者のニーズにも対応。
コースの中の学習項目は一つひとつの単位で完結するため、ひとつのコースだけにとらわれることなく、必要に応じてコースを渡り歩いて「学習の世界」を股にかけることも可能です。
また、話題になっている最新のニュースを要約した「Words in the News」で世界のニュースに興味を持ったら、BBC Worldで「実際のニュースを観る」にチャレンジ。
自分の英語学習の世界を世界に広げて行くきっかけをもらうことも出来ます。
TOEICでハイスコアを目指す英語学習サイト
TOEIC Listening & Reading Testでハイスコアを目指したいという方は、すでに中級者から上級者のレベルにいるのではないでしょうか。
旧称「TOEIC®テスト」は、2016年8月5日に「TOEIC® Listening & Reading Test」へ名称変更されました。現在の短縮名称は「TOEIC® L&R」です。
ある程度の高いスコアを取っているところからさらに伸ばして行くためには、英語を全体的に学習することも大切ですが、スコアの取りこぼしをしないように足場固めも必要。
足場を固める「語彙力」と「リスニング力」を培って、さらなるスコアの高みへと飛躍する力をつかみましょう。
単語力を強化できるサイト2選
テキストの英単語帳を開いて、語彙を勉強するという昔ながらのやり方もいいけれど、「生きた語彙」を学ぶにはやはり、実際に使われている様子を聞いたり見たりしながら楽しく身に着けたいものです。
巷では、スマホアプリでクイズ形式・ゲーム感覚で単語を学ぶ、も人気ですが、英単語学習に特化した英語学習サイトでは、プラスαの魅力で語彙力を深めます。
Gogengo!
まずは「Gogengo!」の公式サイトにアクセスしてみてください。
記事を作成している時点でまず大きく表示されているのが以下の「語源」。
「はじめての方へ。突然ですが問題です。これは何でしょう?」
Company:com「共に」pan「パン」y「すること」=「一緒にパンを食べる仲」
つまり、単語の意味は「仲間、友達、会社」
「Gogengo!」は、様々な英単語の語源を調べて学ぶことが出来る英語学習サイトです。
ただ漫然と英単語を覚えようとしても、言葉としてはなかなか頭に入って来ません。
がんばって無理やり丸暗記したとしても、身についていない単語は時と共に消えていき、具体的に使おうとしても難しいもの。
上記の「company」の例をもう一度見てください。
一つひとつの成り立ちについて「なるほど」と納得すると、無機質な単語ではなく、生きた言葉のひとつとして捉えられるようになります。
また、語源から単語を身に着ける方法を学ぶと、未知の単語に出会った時に成り立ちを考えて予測がつくようになってきます。
「Gogengo!」では、様々な単語の語源を「面白い語源」や「よく出る語源」、「似ている語源」、そして「魔法の語源」などで分類。
自分の興味や必要に応じてクリックしている内に、どんどん語源と共に言語になって頭に入って来るという新しい学習方法を提供する英語学習サイトです。
学んだ語源は、ちょっとうんちくで誰かに教えてあげましょう。
ますますあなたの中に定着して、ボキャブラリーの厚みが増していきます!
参考: 「Gogengo!」公式サイト
Smart Words
Smart Wordsは、語彙力をつけることにほぼ完全に特化したサイトです。
レベル分けはしておらず、単語それぞれのテーマ、分野、そして語彙の種類などで分けられており、中級者から上級者向けの語彙学習サイトです。
検索項目もとても細やかに設定されており、ひとつの単語について、多角面での意味合いや多種多様な使われ方を学ぶことが出来るため、単語ひとつの深みを目の当たりにすることも。
Smart Wordsが特に優秀なのは、「同義語」や「対義語」が明確に示されており、「同義語」でもニュアンスの違いで使われ方や使っていい場面が変わる「微妙さ」を学べることです。
各種英語検定などの試験対策はもちろん、学術論文や報告書、ビジネスシーン、スピーチや面接、インタビュー、そして議論をする際にも議論の種類によって変わって来る単語の選び方や使い方にまで配慮。
一方で、日本語でも的確に言い表すのが難しい感情を表現するのに適した単語を検索できたり、慣用表現やジョーク、ことわざ、気の利いた引用文などの、日常会話でのエッセンスとなる単語の表現をフレーズつきで学べます。
さらには早口ことばに楽しみながら挑戦できるなど、サイト名「Smart Words」の名は伊達ではない優れもののサイト版英単語帳です。
リスニングを学べるサイト2選
TOEIC Listening & Reading Testはリスニングセクションから始まります。
初っ端で取りこぼしなく波に乗るためにリスニング力を鍛え、TOEIC Listening & Reading Testの流れに迷うことなくリズミカルに解答して行きましょう。
英語リスニング無料学習館
英語のリスニングの学習方法はいろいろあれど、特に効果的だといわれているのが「ディクテーション」です。
「ディクテーション」とは「書き取り」という意味で、聴こえてくる英文を一語一句書き取って文字起こしする学習方法。
文章を構成する単語一つひとつをしっかり聴き取って書き取ろうとすることで、単語力および英文への集中力を養うことはもちろん、英文の構成を理解し再現する力がつきます。
英語の文章を構成・再現する力がつくことで、未知の文章を聴いた時のリスニング力も相互効果的にアップするという良い循環が生まれます。
「英語リスニング無料学習館」は、通訳のトレーニングにも利用される「ディクテーション」を、無料で学ぶことが出来る英語学習サイト。
設問は以下のテーマごとに分かれているため、学習者の目的に合わせて効率的にディクテーションが出来ます。
1) 短い英会話のリスニング問題
2) TOEIC形式のリスニング問題
3) Youtube動画のリスニング問題
4) VOAニュース・レベル1のリスニング問題
5) VOAニュース・レベル2のリスニング問題
6) LとRの聞き分けのリスニング問題
7) シチュエーション別英会話のリスニング問題
設問数は500問を超えており、上記7つのテーマの他に、最新で追加されたディクテーションというコーナーもあり、新たに追加され更新されているためヘビーユーザーの学習者にも新たなレッスンを提供する優良なサイトです。
TED
TEDとは、Technology Entertainment Designの略で、世界中の著名人によるさまざまな講演会を開催・配信している非営利団体のことです。
TEDが配信するサイトは「ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)」を理念とし、多種多様な分野からの登壇者が行った講演やプレゼンテーションが無料で視聴できます。
これまで、たとえばマイクロソフトの創業者である・ビル・ゲイツや、アップルの生みの親であるスティーブ・ジョブズなども講演を行って来ました。
そもそもの始まりである多種多様な講演を主催する「TED(Conference)」、地球環境や国際問題を主要テーマとする「TED Global」、女性を中心とする「TED Women」など様々な形態があります。
どれもが、それぞれの分野をけん引する一流の登壇者による質の高い興味深いスピーチを聞くことで、知的好奇心を刺激しながら生きた英語を聴きとるリスニング力を磨くことが出来ます。
リスニング教材ではない、現実世界から生まれた実質的なプレゼンテーションを聴くことは、英語で世界を渡り歩きたい上級者には最適。
まったくの英語初級者にはハードルが高いのも事実ですが、動画によっては、日本語字幕がついているものも多数あり、中級者レベル以上の皆さんはぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
また、「TEDx」と呼ばれる世界各地で地域に根差した登壇者の講演に特化したコンフェレンスでは、「TEDx Tokyo」と日本で開催されたものもあります。
日本語あり英語ありで構成されたコンフェレンスをまず視聴して、徐々に英語の講演へと広げていくのもお勧めです。
参考: 「TED」公式サイト
趣味を交えながら学べる英語学習サイト2選
英語を学ぶ理由は十人十色。
ビジネスや進学、昇進などに向けて学習したい人もいれば、海外旅行のため、世界中に友だちを作るため、など自分の世界を広げたいという方もいるでしょう。
そしてもうひとつ、映画や読書、知的好奇心を満たしたいなどの「趣味の世界」を広げるために英語を勉強しているあなた、いっそ直接「趣味の世界」から英語を学習しませんか?
Storyline Online
「Storyline Online」とサイト名が韻をふんでいる英語学習サイトが扱うのは世界中の童話、絵本です。
ストーリーはもちろん、イラストも美しく魅力的な、優秀な童話や絵本を、クリス・パイン、リリー・トムリン、ケビン・コスナー、ベティ・ホワイト、アネット・ベニングなどの世界に名だたる名優たちが動画で朗読してくれるという、夢のような「読み聞かせ」サイトです。
絵本の絵が動いたりきらきらと輝いたりと、動画の絵本ならではの特殊効果も施され、子どもたちに大人気。
毎日24時間世界中からアクセスされ、年間1憶人を超える視聴者には、小さな子どもたちから両親、教育関係者など多様です。
良質な童話や絵本だけを動画にしているため、使われている英語も質の高いもので、かつ英語の字幕もついているなど、英語学習者にも最適のサイト。
そして医師や看護師が入院している子どもたちとの視聴を通じてコミュニケーションをしたり、子どもたちに穏やかな時間と希望や夢を与えていることも称賛に値するでしょう。
世界中に配信されていることから、子どもたちの読み書きの学習にも一役買っています。
運営は非営利団体のSAG-AFTRA Foundationが行い、寄付や寄贈で成り立っています。
Open Culture
「Open Culture」は、オンライン上にある無料英語サイトを1か所にまとめて、種類ごとに整理して検索タグごとにまとめて分かりやすく提示している、という壮大なフォーラムです。
「無料英語サイト」とひと言で言っても、ネットの世界には玉石混合、アクセスしてはいけない、見てはならないサイトも山ほどあります。
「Open Culture」の優れた点は、「文化的、または教育・学びをテーマにした、優良かつ質の高い無料サイト」だけを一堂に集め、生涯を通して学びたいという意思をもったユーザーに届けることをミッションとして掲げていることです。
さらに優れた点として、扱っているサイト数が膨大にもかかわらず、きちんと整理して提示し、ユーザーがより的確に自分の興味のある学びにつながることが出来るような検索を可能にしていること。
動画もあれば、e-bookもあり、過去の貴重な映像や画像もあります。
見ているだけでワクワクしてくるような検索タグの一部をご紹介します。
・ 世界のトップクラスの大学の無料オンライン講義(1,500本)
・ 古き良き映画や自主製作の優れた無料映画(1,150本)
・ 世界46言語の無料学習サイト
・ 子ども向け無料学習サイト:ビデオレッスン、アプリ、書籍、ウェブサイトなど(200本)
・ 無料ビジネスコース(150本)
上記検索タグは、ページの内容からのタグですが、例えば「芸術」「文学」「科学」「歴史」「地理」などの分野ごとにも分かれています。
また、音楽や文学、映画などの分野では、「クラシック」「ジャズ」、「古典」「現代文学」、など、種類からの分類はもちろん、アーティスト名や著者名などからも検索できるという徹底ぶり。
ご紹介したのは、ほんのごく一部でしかありません。
英語初級者には、圧倒的な情報量が英語でせまってくるため向いていないかもしれませんが、中級者以上で、何かしら趣味や興味の対象がある人にとっては、必ず楽しめる何かが見つかるサイトです。
もう1点、筆者が「Open Culture」を優れていると感じるポイントは、これだけの大掛かりかつ系統だったサイトであると同時に、「よくある質問」のページを設け、自らの立場をはっきりユーザーに示している点。
質問の中には、「『Open Culture』に質問するには?」という質問があり、返答としてアクセス先のメールアドレスを公開するなど、ユーザーへの安心感も与えていることは特筆すべきでしょう。
3日坊主にならないための英語勉強法とは?
「3日坊主になる」人と聞くと、怠け者の人であるようなイメージを抱きませんか?
もしくは、自分は意志の力が弱いからつい3日坊主になってしまう・・・と自己嫌悪に陥る方もいるかも知れませんね。
もちろん、「ついズルズルと」怠け心から3日坊主になる場合もありますが、実は「3日坊主」さんの多くがまじめな人であることも良く知られた事実です。
まじめな人が3日坊主になるパターンとしてよくあるものを見てみましょう。
1) 「英語の勉強をがんばる!」と気負って「がんばりすぎた学習計画を立てる」
2) しばらくは「必死でやり続けて段々疲れる」
3) 多忙な日常との間で板挟み
4) 出来ない日が続いて、自己嫌悪
5) もういいや、と投げ出す
悪循環はよく分かっているけれど、どうしてもそこから抜け出せないという方のために、英語学習を続けるためにお勧めの方法をご紹介します。
短時間から習慣づける
最近よく耳にする「すきま時間を利用する学習方法」は3日坊主にならないためにとても有効です。
通勤や通学時間、家事の合間、人と待ち合わせて少し早く着いた時など、ほんの3分間や5分間のごくごく短い時間を1単位と考えて、さっと気軽に学習をすることから始めましょう。
「1日10単位はやるぞ!」
今、気負ったのは誰ですか?
ここでの秘訣は気負わないことです。
忙しさや気持ちの乗り方で、1日1単位になっても構いません。
すきま時間がたくさん見つかった日はたくさんの単位を重ねてもいいし、重ねなくてもいいんです。
今日はちょっとだけ、明日はたくさん、明後日はまたちょっと、を重ねて、英語学習を継続している自分になりましょう。
興味のあることを英語にして楽しむ
すきま時間にやる勉強は、出来るだけ興味のあるテーマにしてみましょう。
料理が好きならおいしそうなレストランの英語サイトをのぞいてみてはいかがでしょうか?
読書が好きなら、英語のショートストーリーを読んだら楽しいですね。
もちろんTOEIC L&R Testの対策のための学習でもいいです。
従来の「TOEICテスト」は、2016年8月に「TOEIC Listening & Reading Test(TOEIC L&R)」へ名称変更されました。名称変更によるテスト内容の変更はありません。
なぜなら、スコアアップをはかりたい!と強く望んでいるあなたにとっては、TOEICの対策学習こそが今一番興味のあること。
心が惹かれるものについて、英語という視点からアプローチすることがお勧めです。
同じ目標を持った仲間をつくる
同じ目標と聞くと、ビジネス上での海外の取引先とのプロジェクトや、研究を進めるチームなど大きなことを想像しませんか?
または、TOEICや大学受験などの試験を受けるための学習仲間。
負荷のかかる、簡単には達成できない目標を共にする人がいると確かにお互いに刺激し合って支え合うことが出来ます。
けれど、英語の学習の場合は、もっと身近で気軽に楽しみながら出来る目標で十分です。
Twitterのリツイートや人気ブログやFacebookのコメント欄などを見ると、ある特定の記事について興味を持った人たちが集っている様子が見られますね。
これも同じ目標を持った人たちです。
例えばハリウッドの俳優さんや海外のアイドルグループのファン同士でも、コミュニケーションが英語で好きという気持ちを伝え合うために英語力を磨きたい、と思えば、立派な英語学習を共にする仲間です。
等身大の自分で、英語学習をしたいというモチベーションを維持できる仲間を探してみましょう。
英語が母国語の友人・恋人をつくる
「同じ目標を持つ仲間」と通じるところがありますが、「大切な人に自分の気持ちを伝えたい」「相手の考えていることを知りたい」と思うこと以上に、語学を学ぶ際の強いモチベーションになるものはありません。
趣味や興味が引かれるものももちろん強い動機づけになりますが、相手が実際にそばにいる人であることから、日々、生きたコミュニケーションが生まれ、相互作用で広がって行くもののため、伝え合いたい思いはどんどん強くなります。
良い思いばかりではなく、誤解があったり、けんかがあったりなどもまた、「状況を何とかしたい」という思いにつながり、ますます世界は広がります。
相手が英語を母国語とする英語ネイティブの人であればもちろん理想的ですが、英語を通してのコミュニケーションであれば、ノンネイティブでも構わないでしょう。
出会うチャンスがなかなかない、という方も少なくないと思います。
コミュニティーに英語のサークルがあれば参加したり、英語ボランティアなどをネットで検索してみるのも方法のひとつ。
または、先にあげたようなSNSでのコメント欄など小さなもので十分ですので、自分の思いを英語で伝える相手を見つけることが出来たら、英語発信力と受容力を磨くことができてお勧めです。
まとめ
英語は言葉のひとつです。
言葉は人と意思を伝え合い、相手の気持ちを聞いて理解するためのコミュニケーションツールです。
世界に存在するさまざまな事柄を知り、理解して感じるための素晴らしい道具です。本来は眉間にしわを寄せ、苦しみながら勉強するものではありません。
英語を楽しく学ぶことで、自分を取り巻く世界を広げて明るく見通せるようになります。
英語学習サイトは、効果的に英語を学ぶ方法のひとつです。
自分に合った英語学習サイトを見つけるために、この記事の情報を活用できます。
この記事の更新内容
- 「TOEIC Test」を「TOEIC Listening & Reading Test」へ更新しました
- 「TOEIC Listening & Reading Test」の変更注記を追加しました
- 「The English We Speak」の変更注記を追加しました
- 「TOEIC L&R」の変更注記を追加しました
- 「ゴガクル」の変更注記を追加しました

















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