意外?やっぱり?アメリカで実際に食べられている朝・昼・夜ご飯の食事内容

アメリカのリアルな生活事情

アメリカの食事と聞くと、ハンバーガーやピザ、大きなサラダやステーキを思い浮かべる人も多いでしょう。

一方で、それらのメニューを一日のうちいつ食べるのかは意外と想像しにくいものです。朝からハンバーガーを食べる人は少ないとしても、昼と夜のどちらに食べるのか、どんなドリンクを合わせるのかは分かりにくい部分です。

今回は、そうした疑問に触れながら、アメリカの食事事情をご紹介します。


エイカラ編集部

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朝食編

アメリカ人の朝食に欠かせないのはオレンジジュース!これだけは最初に言えます。なぜだか分かりませんが、アメリカの朝食の食卓には必ずコーヒー・紅茶とオレンジジュースが鎮座しています。オレンジジュースを飲まないと目が覚めない!という人も多いのです。

さて本題の朝食メニューといえば、これは完全に2つのタイプに分かれるようです。一つは簡単に済ませるタイプ。シリアルに牛乳を注いで短時間で食べると(流し込むと?)、さっと家を出る。朝食に時間も割かず、楽しみも求めないタイプです。このタイプは最近はシリアルではなく、野菜や果物のスムージーを作ってタンブラーに入れて家を出る、健康的な一派も誕生している模様。

また、簡単派には外食で済ませる人たちもいます。職場に行く途中のデリカテッセンでコーヒーとベーグル、ヨーグルトやペストリーなどを買って職場で食べる人も、特に都市部では多く見られます。

もう一方は朝から豪勢に行くタイプ。ホテルに行くと「アメリカンブレックファスト」というメニューがありますが、あれをたっぷり食べる人たちです。トーストやパンケーキ。焼いたソーセージやカリカリにしたベーコン、オムレツやスクランブルや目玉焼きにした卵料理。これを朝からゆっくり、モリモリ食べます。朝から胸焼けしそう!

とはいえウィークデーは簡単に、週末はゆっくり「ブランチ(朝食と昼食が合わさったもの)」として豪勢な朝食を楽しむ、ハイブリッドな人たちもたくさんいるようです。

昼食編

ホットドック

アメリカ人の昼食と言えば、まるで存在しないかのように軽く扱われるのが常。週末や休日でなければ家で作る人もあまりいないように思われます。作ったとしてもサンドイッチ程度というのが多くの人の場合です。

働く人も職場近くのデリカテッセンやファストフードに駆け込んで済ますことが多いのは日本のサラリーマンと似ています。会食でもなければ席についてきちんと昼食を取ると言うことはあまりないように思います。

ちなみに子供のお弁当や給食事情はどうでしょうか?映画で見たことがある人も多いと思いますが、アメリカのお弁当は”bagged lunch”と呼ばれ、ただの茶色い小さな紙袋に、サンドイッチが数枚と野菜スティック、クラッカーといったメニューが伝統(?)的です。しかもそのサンドイッチで一番ポピュラーなのはピーナッツバターとジャムを塗ったもの。あまり栄養価が高そうとはいえませんね。

給食があるところは温かいメニューが加わりますが、これもファストフードと似たり寄ったりのところが多いようです。ちなみに筆者の通った高校では、食堂で出てくる食事は何を食べても原型が分からないくらいドロドロに煮詰められていて、現地の人たちにもかなり評判の悪いものでした・・・。


夕食編

アメリカでメインの食事となるのは、日本と同様、やはり夕食です。これも日本と同じく外食する人たちも多く、最近はどんな都市でも各国料理のレストランがありますからバラエティ豊かです。出前を取る人も多く、特にピザや中華は人気のメニュー。

家で作る人たちも勿論いますが、お肉を焼いたりサラダを作ったりと、少なくとも平日の夜はそれほど手の込んだ料理はしません。日本でも増えてきましたが、レトルトに頼る家庭も多く、肉と野菜にこのソースを混ぜれば出来上がり!というようなメニューも人気です。

冷凍食品は日本以上に頻繁に使用されていて、そのバラエティも豊富です。出来上がったメニューのものをそのまま夕食メニューにすることもあれば、特定の野菜だけを温め、温野菜として付け合わせにすることもあります。オーブンを使うことも多く、野菜とお肉をオーブンに突っ込んで、できるまでの間に夕方の家事を済ませてしまう、というワーキングパパ・ママも多いようです。

また、これは夏季限定ですが、特に郊外では裏庭に立派なバーベキューセットを持っている家庭も多く、夏の夜ご飯はほぼ毎日バーベキューというつわもの家庭もあります(筆者の友人の実家はそうでした)。

-アメリカ人の食事- カロリーや生活習慣病の人はどれくらいいるの?

さてアメリカの食事と聞くとどうしても

「不健康」

「ハイカロリー」

というイメージを持つ人が多いのではないでしょうか。

実際、そのイメージは間違ってはいません。

Business Insiderの記事によると、アメリカ人の1日の平均カロリー摂取量は3,682カロリーとなっています(2013年のデータ)。

推奨されている1日の摂取カロリーは男性で2,500カロリー、女性で2,000カロリーのため、推奨よりもかなり超過でカロリーを摂取していることがわかります。

アメリカ人は生活習慣病・肥満率も高い

CNNの調査によると、2019年の調査では、高度肥満(BMI値が35以上)の人々は18%という結果に。

また通常の肥満率も今後10年で50%に達するのではないかという見方も出てきています。

当然、肥満が多くなると生活習慣病になる可能性も高くなるので、注意が必要です。

おわりに

感謝祭やクリスマスには、腕によりをかけて鳥の丸焼きやパイなどの手の込んだ料理を作るアメリカ人もいます。しかし、普段の食生活は映画で見る姿や想像の通り、非常にシンプルです。

ただし、誰もがジャンクフード好きというわけではありません。最近の健康志向を反映してか、ベジタリアンも多く、オーガニック食品や和食材を選ぶ人も増えています。移民が多いためか、イタリアや中国、メキシコやギリシャなどの各国料理も人気です。

映画や海外ドラマでは、食事の場面に注目するとアメリカの食生活が見えてきます。

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