2018/10/01

ほめること ★ 河内長野教室

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 夏休みに実施した「読書選手権」をきっかけに、授業前や授業後にちょっと絵本を読んでいる小学生が増えました。
 小学校1年生の生徒でも自分で絵本を取り出して、以前読み聞かせをした絵本を熱心に読んでいます。
 新しい本に挑戦する子どもたちも出始め、河内長野校の小学生にはまさに「読書の秋」が始まっている模様です。

 

  夏休みの読書選手権は、小学1年生の女の子が7冊の本を読み優勝しました。景品を受け取るときの喜びの顔が国民的女性アイドルグループに引けを取らないくらいの満面の笑顔でした。

 

 わかば学習会の指導において私が重視していることは「ほめること」です。
 あたりまえやん。と思われるかもしれませんが、はっきりとした「ほめポイント」があります。

 

 たとえば、宿題の答え合わせの際に全問正解していたとき。 「全問正解、すごいねえ!」などというと、次に全問成果出なかった場合のほめ言葉が出てこなくなります。

 

 全問正解だろうがそうでなかろうが、私のほめポイントはただ一つ!「努力を誉める」ことです。

 

 ほめるタイミングは、○付けする前です。
 「いつやったの?」とか「一人でできたの?」とか「時間どれくらいかかったの?」などを、尋ねます。
 そのうえで「えらかったねえ。よく頑張ったね。」と、声掛けをします。

 

 間違えた問題の指摘は、すべて○付けした後に「一緒に考えてみようか。」と声掛けして直しをしている姿を見守ります。一緒に考えると言っても、寄り添って見ている方が多いですが(笑)

 

 お子様は、みなさん、自分で気づかれます。我々は、ヒントをだし、あとは見守ります。

 

  間違い直しの時にも重視していること。それは「何を(どこを)間違えていたのか?」を、聞いてみることです。「13-6=6にしてた。」とか「7+9を17にしてた。」など、間違ったところを、きちんと教えてくれます。

 

  ここでほめポイントです!「すごいなあ!自分の力で間違えたとこ見つけられたんや!」と、大げさなくらいの表情と、大きな声で声をかけます。

 

 子どもたちは笑顔になります。 「自分でできた」という実感は、とても大切です。

 

 「小さな成功体験」を積み重ねることで、子どもたちは自己肯定感を育みます。
 これが、中学生になってからの伸びる力=チャレンジする勇気になるのです。

 

 宿題を伝える時も「この宿題も一人でできたらいいねえ。」とか「この宿題はどのくらいの時間でできそうかなあ。」と話しながら「自分から」「努力する」ことに意識を向かわせるようにします。
 〇×よりも、チャレンジです。

 

 何よりも、入塾の際に保護者の皆様に「同じほめポイント」を持っていただくことをお願いしています。
 そのために、保護者の皆さまには、私どもから、お子様の塾でのご様子をお伝えしております。

 

 いかがでしょう?
 お子様のお顔を想像しながら読んでいただけたのではないでしょうか。

 

 そうです。こんな声をおかけをすることで、お子様は、努力の大切さを知りながら、笑顔で学んでいかれることでしょう。

 

 イングは「夢の実現・目標に向けて、我慢強く、全力で取り組む人」を育てます。

 

 ぜひ、イング河内長野校にお子様の成長のサポートをお任せください!

河内長野教室

千家 武