夏期合格力強化特訓 レポート②
“合格力”
合格するためのチカラを鍛えるイングの夏の特訓をご紹介いたします。
これは、チカラに気づいた瞬間のお話です。
「何に見える?」
ホワイトボードに掲げられたのは。
「ねずみ」「ねずみ」「ねずみ」……
「メガネをかけてる人」「おじさん」「横向いてる男の人」……
数学の授業のスタート。
2つのグループにそれぞれ5つの絵が見せられます。
そして、実は5つ目の絵は同じ絵なのです。
「見え方は、並び方に影響されるもの」
数学の講師が、そのことを伝えるために行った導入は成功しました。
その後、のめり込んで授業を受ける姿がありました。
「手が上がりました」
指名してほしいと上がる手。
「△◎◆@▲……」
画面の前では、明らかに答えを言っている口の動き。
次は答えられるんじゃないかとボタンに手をかける彼。
言われなくてもノートに懸命に計算している彼女。
ホワイトボードの準備をしている姿。
一言一句聞き漏らすまいと、まばたきも忘れて見いっている姿も。
授業サポートをしている私も、息をのみ手に汗握る猛スピードの解説です。
「だいじょうぶ。希望する人には演習時間にもう一度説明するから。」
だいじょうぶ。視点の変わったキミたちなら。
そんな思いが声に、言葉にこもっていました。
「できるか?」ではなく、「どうすればできるか?」
そういう風に考えられるようになったキミたちなら、絶対にだいじょうぶ。
スピードはトレーニングすればついてくるから。
“合格力”
ものの見方を変えることは、その1つ。
「出題者の意図をつかむこと」
「良問は最後から作られ、一本の筋が通っているもの」
これは、どの教科にも言えること。
他の影響で持ってしまった余計な思い込みを捨てて立ち向かう。
並び方を見て、一貫した意図を見抜く。
どちらも、視点を変えるという合格へ至るチカラです。
合格力強化特訓。
受験生の合格へ至るためのチカラは、知識だけはありません。
万全の体制で臨んでほしいから。
イングは全ての人のチカラを呼び覚ます取り組みを続けます。