
最近では赤ちゃんのうちから家庭で英語に触れられる環境を整えたり、インターナショナル幼稚園や英語学校に通ったりする子どもがいます。小学校に上がる頃には、すでに英検を取得している子どもも増えているようです。
2024年度第1回から3級以上の問題形式がリニューアルされ、1級から3級ではライティング問題が1題から2題に増えました。級によってリーディングの設問数や試験時間なども変更されています。
学費や通学時間を考えると、インター幼稚園は考えていなくても「習う前から子どもに劣等感を抱いてほしくない」と思うのが親心です。日常に英語を取り入れる工夫が、子どもが自信を持って学ぶための準備になります。
柔軟に音を吸収できる幼児のうちから、我が子を英語に親しませたいと考える親御さんもいます。そこで「英語の音声に順応できる力」を重視し、英語と向き合う方法をいくつかご紹介します。
家庭を中心に英語環境を作る場合と、英語教育を行う外部機関を利用する場合に分けてご紹介します。
1.家庭で英語を教える場合に効果的な方法
家庭は英語を最も手軽に始められる方法です。お母さんがよく吟味した教材(プラス手作り教材など)・もしくは、幼児英語教育の専門家のアドバイスを受けて選んだ教材などを使用して、親子で英語学習に取り組みます。
音に慣れることを目的とし、CDやDVDなどの音声素材を活用する
アルク・いずみ書房・ベネッセ (WKE:ワールドワイドキッズ) などから、コンパクトにこれらがまとまった教材が出ています。こういった教材を購入し、親子で一緒に歌ったり、フレーズや会話の真似をして進めていくのが基本になるかと思います。
内容は、リスニングを主とするものから、アウトプットのためにおもちゃなどを使ったアクティビティが用意されているものまで、様々です。毎日、決まった時間に、英語に触れる習慣をつけていきます。
日本語と英語の混ざった教材は、英語を英語のまま身に染み込ませていくことを妨げてしまいます。英語の時間は、英語だけを聞けるものを選びましょう。■ポイント2
YoutubeやPodcastも使いこなせれば良い教材になりえますが、(少なくとも一緒にいる大人が)意味が取れ、必要ならば、英語で簡単な質問や指示を出せるレベルであることが望ましいです。さらに、Podcastの場合は映像もありませんので、話の光景が目に浮かばないで聞き流しになってしまう心配も…。幼い子供にとって、意味のわからないものを長く集中して聞くことは難しいものです。■ポイント3
ネイティブ向けのものは、同じ英語でもイギリス英語だったり、アメリカ英語だったりと、日常レベルの単語や発音が、かなり異なります。できるだけ日本人向けに作られたフラットな英語教材を選びましょう。
子どもの興味に合わせて、CD付きの絵本を一緒に読む
一つのものに関連づける情報は、多ければ多いほど、記憶に残りやすくなります。
耳からだけでなく、耳と目・耳と目と口、のように多くの感覚を同時に使って、できる限り自然な言葉の発達を促していきます。イメージとしては、本の中の場面を、自分も実際に体験しているような感覚を持つ感じです。
”Goodnight Moon”/”Draw Me a Star”などのリズムの良い絵本のほか、多読用の絵本などを多聴多読用教材として、少しずつ進めていくのがおすすめです。多読用教材には、ORT(オックスフォード・リーディング・ツリー)やCTP他、色々なものが出ています。
ある一つの種類の多読教材を進めていて、ステージが上がった時に、急に子どもが難しく感じてしまう場合があります。多読絵本は、レベルごとに、カラーバンドが分かれている場合が多いですので、このような時は、違うシリーズから、以前と同じカラーバンドのレベルの本を選び、読みこなして自信をつけてから、改めてステージを上げましょう。急ぐ必要はありません。
2.英会話学校・教室等
様々な教室がありますが、幼児や児童心理をベースに、”子ども英語”に特化して教えられる先生がいることが、大前提です。
せっかく習いに行くのですから、先生や友達と、効果的なコミュニケーションが取れる環境であるか、本人が、意欲的にレッスンに参加できる内容かなど、詳細に体験して決めましょう。
家庭英語では補いにくい、英語を使った色々なイベントや発表会などがあることも、子どもにとっては魅力的な一面ですね。また、教室に通うことは、ペースメーカとしての役割も果たしてくれます。
お友達の存在も、英語を続けていく良い刺激になるでしょう。
先生と親御さんが緊密に連絡が取れて、我が子のクラスでの様子、成長がわかるかどうかは、見逃せないポイントです。どういうことにつまづいていて、どうフォローしたらいいのか、先生と相談しながら、励ましたり自宅学習を手伝ったりしていきましょう。■ポイント
授業自体は、どこもそんなに長いものではなく、日々の学習の継続こそが、一番重要です。日常学習への丁寧なアドバイスが受けられるか・教材や絵本などを貸し出してもらえるかなども、視野に入れて選びましょう。
まとめ
赤ちゃんから6歳ごろまでの子どもにとって、意欲の源になるのは心から楽しみながら興味を持って取り組めるかどうかです。勉強的な要素を急いで取り入れず、ゆっくり導入することが大切です。また、年齢が小さいほど性格や言語発達の仕方には大きな個人差があります。一人一人の個性や成長をよく観察し、必要な環境を柔軟に用意することが求められます。
この記事の更新内容
- 「英検」の変更注記を追加しました



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