
海外で仕事をするのは、とても楽しい経験です。もちろん、楽しいだけではなく辛いことや理不尽なことに直面する場合もあります。しかし、そんな困難な局面を乗り切れるのは一緒に仕事をする仲間がいるからにほかなりません。そこで今回は、筆者が現地の人と仕事をするときに気をつけていることをご紹介します。
人間味のある対応をする
国内国外問わず仕事で生産性を追い求めると、人間味に欠けた対応をしてしまうことがあります。
そのため、割り当てられた仕事をこなせない同僚に対して、「どうしてできないんだろう?」と思ってしまうこともしばしば。
仕事にプライベートを持ち込んでも平気な様子の海外の同僚に対して、「仕事は仕事、プライベートは持ち込まないのがプロなのでは?」と、イライラしたことが何度もあります。
完璧な人間なんていない
もちろん、きっちり与えられた仕事をすることは、世界中どこにいたとしてももっとも大切なことに違いありません。
しかし、自分も含めて、完璧な人間などどこにもいないことを考えると、日本式の「できて当たり前」を海外で当てはめることが、いかに難しいことかということに気づかされます。
裏を返せば、日本人の仕事に対する責任感やプロ意識が飛び抜けて素晴らしいということなのですが、相手にそれを押し付けないことで、スムーズに仕事が運ぶことを学ぶことができました。
柔軟に対応すればメリットは大きい
人間味のある対応とは、柔軟に対応する事と言い換えることができるでしょう。
例えば、子どもが病気の時や大切な用事ができてしまった時などには、差し迫った仕事があったとしても、寛容に受け入れることが求められます。
恐らく日本であれば、あり得ない理由で仕事を抜けようとする同僚に対して、怒りを爆発させてしまうかもしれません。
しかし、日本の常識を持ち込むことができない海外では、まさに「郷に入っては郷に従え」です。そうすれば、自分にとっても働きやすい職場になりますし、先に手を差し伸べておくなら、後から得られるメリットは計り知れません。
自分の意見をはっきり伝える
仕事でも空気を読むことが重要視される日本では、自分の意見を伝えることが、時として悪いことのように捉えられるかもしれません。
しかしながら、周りとの調和を第一に仕事をしていると、どうしても仕事が回らなくなることがあります。
日本であれば、チームワークでそこをなんとか切り抜けることができますが、海外では通用しないケースもあり、はっきり意見を言わなかった自分にシワ寄せが来るなんてことも。
特に欧米で仕事をする場合には、なんでも言ったもん勝ちです。「こうしたほうが良いのになあ」と思うことがあれば、どんどん意見しましょう。
アジアで仕事をする場合でも、はっきり自分の意見や提案を伝えたほうが後々自分が楽に仕事できるというメリットがありますが、少しテクニックが必要です。
まずは穏やかに自分の意見を述べてから、その提案が相手にもメリットがあることを理解させることができれば、きっとうまく行くはずですよ。
細かいことでクヨクヨしない!
文化や風習の違いが、仕事に影響を及ぼすことがあります。
基本的に日本人は礼儀正しく、自分に否があればそれをすぐに認めるものですが、海外で仕事をするようになると、周りはそんな人ばかりではないことに気づかされることになります。
海外では、厚かましい人や言い訳ばかりする人、さらには自分に否があるのに他人のせいにしてくる人など、一癖も二癖もある人たちと仕事をすることになります。
それにどううまく対処していくかで、海外で仕事を続けることができるかどうかが決まるかもしれません。
相手のリアクションにいちいち反応したり、細かいことにクヨクヨするようでは、海外では身が持たないでしょう。
もしも、将来は海外で仕事がしたいと思うのであれば、図々しい人たちと同じようになる必要はありませんが、強く・たくましく・図太くなる必要があるかもしれませんね。
おわりに
今回は、海外で現地の人と仕事をするときに気をつけたい3つのことをご紹介しました。
海外で現地の人と仕事をするときは、相手の個性だけでなく、その国や地域の文化と風習に根付いた考え方を理解することが基本です。
それを理解しようと努力しなければ、仕事で抱えるストレスは倍増するでしょう。しかし、学ぶことが多いのも海外就職の魅力です。
機会があるなら、海外での仕事に挑戦することをおすすめします。
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