2017/09/27

子どもが輝くために!(最終回)

 子どもたちにアンケートで「どんな大人になりたいですか?」という質問をしたところ、次のような回答がありました。

 「正しい判断ができる大人」「困っている人を助けられるような大人」「マナーを守れる大人」「子どもと同じ目線で考えることができる大人」「夢をあきらめない大人」「子どもが自慢できる大人」「家族を大切にする大人」「社会に貢献できる大人」

 これらは、子どもたち自身の夢ですが、同時にわれわれ大人(親)へのメッセージでもあります。「マナーを守れる大人」になりたい、ということは、「マナーを守れない大人」が多いということです。われわれ大人(親)は謙虚にこれらの子どもたちの声に耳を傾ける必要があるのではないでしょうか。

 子どもの幸せは親のいちばんの願いです。そのために、子どもたちをよりよく育てたいものです。子どもの教育に携わるすべての人が、まず自分に何ができるかを問い、そして自分の行動を変えることが大切です。

「子どもの未来、大人から変わろう」これは今後も教育のキーワードです。子どもたちの輝く未来のため、ともに考え、行動していきましょう。

 長い間のご愛読ありがとうございました。(2008年9月28日掲載)