2021/08/20

【塾コラム】時間を無駄にしない!効率の良い勉強法をご紹介!

 時間をかけて勉強しているはずなのに、思うような結果が出ないと感じたことはありませんか?

 

 

✓クラブが忙しく、たくさんの時間を勉強に使えない

 

✓暗記や用語を覚えるのに時間がかかってしまう

 

✓勉強しても、なかなか思うような結果が出ない

 

✓効率の良い勉強の方法が知りたい

 

 

こんな疑問や悩みにお答えします。

 

 

 勉強時間と結果が比例すればいいのですが、なかなかそんな上手くはいきませんよね。

 

もちろん、勉強というのは闇雲にやっても意味がありません。

 

スポーツ選手がトレーニングメニューを見直すように、勉強もその方法自体をきちんと見直す必要があります。

 

ということで、今回は効率の良い勉強法について、紹介したいと思います。

 

それでは、早速見ていきましょう。

 

 

効率の良い勉強法に共通すること

 

効率の良い勉強法、つまり使える勉強法には共通する点があります。

 

それが、「アクティブラーニング」です。

 

アクティブラーニングとは、積極的に学習に取り組む手法のことで、

 

2020年の教育改革でも、アクティブラーニングは重要な要素と言われてきました。

 

学校の授業などでも取り入れられていることもあるため、なじみがあるかもしれませんね。

 

消極的な態度で学ぶより、積極的に取り組む方が成果は出やすいというのがアクティブラーニングの利点です。

 

 

これから必要なのは、自ら進んで頭を使って学ぶという積極的な姿勢です。

 

日常生活の様々な状況をアクティブラーニング実践の場へと変えていきましょう。

 

 

効率の良い勉強法 2大キーワード『想起』と『再言語化』

 

2大キーワード その1「想起」

「想起」とは「思い出すこと」です。

 

人間の脳は思い出す作業をしたときに、一番活性化し、情報をしっかりと蓄えようとしてくれます。

 

テスト中などに、「この問題、どっかで見たことあるな。どうやって解くんだったっけ?」と、必要な情報を思い出そうとがんばりますよね。

 

これが想起です。

 

だから、テストは、科学的に見てもすごく効果的で、単に試験慣れするというメリットだけでなく、知識を定着させる面でもメリットがあります。

 

もし、自分の勉強法を見直すときは

 

「思い出す作業」

 

これをどこかに組み込むことを考えてみましょう。

 

 

2大キーワード その2「再言語化」

「再言語化」とは「自分の言葉に置き換えること」です。

 

自分の言葉に置き換えることで、難解な用語や概念の理解力が高まります。

 

再言語化のポイントは、「何かを記憶する」よりも「何かを理解する」ときに使える方法だということです。

 

勉強をしていれば、必ず難しい概念や考え方にぶつかります。

 

簡単に意味を理解することができないとき、この「再言語化」が力を発揮してくれます。

 

これから勉強をしていて何だかよくわからない言葉や解説に出会ったときは

 

「わかりやすく言い換えるとどうなるだろう?」

 

と考えてみましょう。

 

 

効率の良い勉強法 テクニック編

 それでは、実際に想起・再言語化を使ったテクニックを紹介します。

 

 

想起テクニック「クイズ化」

言葉の通り、覚えたい情報をクイズにして、自分の記憶度をテストする方法です。 

 

実際にテストをしてみることで、記憶の定着が高まるというわけです。

 

心理学の世界では「検索練習」とも言われる手法で、単にテキストを読むのと比べると、50%〜70%も記憶の定着率が上がることがわかっているそうです。

 

では、具体的な方法を紹介します。

 

1. テキストを1ページ読んだら、本を閉じる

 

2. そのページに書いていたことを思い出す

たったこれだけです。

 

 

「読んだばかりのページならすぐに思い出せるよ」と思いますよね。

 

しかし、実際にやってみるとこれがなかなか難しい。

 

人間の記憶がすごく曖昧だということも実感できます。

 

慣れてきたら、1つの大見出しごとなど思い出す範囲を広げていって構いません。

 

とにかく細かくクイズを仕掛けていく。想起の回数が多いほど記憶に残りやすい。

 

これがあなたの学習に大きな効果をもたらしてくれます。

 

 

再言語化テクニック「自己解説」

一度学んだ内容を、自分自身に問いかけをしながら理解を深めていく方法です。

 

問題が解けなかったときに、解説を読むとすべてをわかったような気になったことってありませんか?

 

しかし、これはわかった気になっただけで、実際に知識としては使えません。

 

それでも私たちは「自分は最初から理解していたんだ」と錯覚します。

 

自己解説はこの問題を防いでくれるのでオススメです。

 

では、具体的な方法を紹介します。

 

 

1.学びたい内容をリスト化する

 

頭に入れたい内容をまず箇条書きにします。

 

・鎌倉時代の流れを覚える

 

・化学反応のしくみを理解する

 

みたいに、簡単にまとめるだけでOKです。

 

 

2.「なぜ」・「どうやって」と自分に質問をする

 

箇条書きしたテーマについて、「なぜ」・「どうやって」の質問を自分自身にします。

 

Q. なぜ鎌倉時代になったのか

 

Q. どうやって化学反応式を作るのか

 

 こんな風に、どんどん疑問をぶつけてください。

 

 

3.確認テストをする 

 

 2で作った質問の答えを紙に書き出して、答え合わせをします。

 

自分で作った質問に自分で答えていき、また新たな疑問が生まれたら別の質問でつないでいく。

 

もうこれ以上は思いつかない!となれば終了です。

 

 

まとめ

 

今回は「効率の良い勉強法」について紹介しました。 

 

最後にまとめておきます。

  

●効率の良い勉強法に共通しているのは「アクティブラーニング」

 

●想起→思い出すこと 

●想起テクニック「クイズ化」

1. テキストを1ページ読んだら、本を閉じる

2. そのページに書いていたことを思い出す

 

●再言語化→自分の言葉に置き換えること

●再言語化テクニック「自己解説」

1. 学びたい内容をリスト化する

2.「なぜ」・「どうやって」と自分に質問をする

3. 確認テストをする 

 

ぜひ、効率の良い勉強法を実践し、時間を上手に使って最大限の成果・結果を手に入れてください。

 

 

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