2017/04/26
時間の使い方!
3歳から9歳の子どもを持つ保護者1000人に「子どもの習い事」について尋ねたところ、81.9%が何らかの習い事をしていると答えたそうです。年少でも66.3%、小学2年になると93.4%に上ります。習い事をしている子どものうち、65.7%は2つ以上掛け持ちしていて、週5日以上通っている子どもも10.4%いました。
「子どもにもっとゆとりを」という声を耳にすることがあります。しかし、習い事は、友人を増やしたり、さまざまな経験を通して自分の可能性を広げたりすることもできる良い機会です。
また、こうした限られた時間の中で、時間を有効に使う大切さも子どもたちは学んでいきます。
心理学の実験では、「初頭効果」と「終末効果」があり、仕事のやり初めと終わりがけに集中力が増すと言われています。短い時間だと、中だるみも少なく集中して物事に取り組めるそうです。
われわれ大人(親)は、習い事によって、子どもの前向きな学習意欲を育てるとともに、忙しい中での効率的かつ効果的な時間の使い方を身につけさせたいものです。(2008年4月25日掲載)