2018/11/05

プラスの連鎖反応 ★ 志紀教室

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イング志紀校でわかば学習会を開講して、半年が経過しました。

 

この半年での子どもたちの素敵な変化をご紹介します。

 

小1・小3合同 算数クラス

 4月。元気なAちゃん。
教室に入って来るなり、授業スペースへと駆け出します。
「学校の教室・廊下と一緒やで。危ないから走らないようにしようね」
そう、話すと、
「はい!」
といいお返事してくれました。

 6月。
「トイレ行ってくる」と、またまた元気に駆け出すAちゃん。
そこに「危ないから走ったらアカン!!」
と、Yちゃんの声。ピタリと立ちどまるAちゃん。

 

 9月。
もう(ほとんど)走らなくなったAちゃん。
新しくクラスに加わったCくんに、 話をしています。
「あのな、教室の中はな、危ないから走ったらアカンねんでっ!」

 

そして、いつの間にやら始まった「日直制度」。
忘れ物をしていないか、机・いすを整えたか、みんなにうながす係です。

 

 自分たちでクラスを楽しくしていく姿勢、素敵です。

 

 

 小1 算数クラス

 そろばんでは、新しいことを学ぶときに、タブレットで動画を見ます。
Bちゃんがイヤフォンをして、食い入るようにタブレットを見つめている横で、 Cくんが
「先生!分かれへん!」
と、元気に質問。すかさず
「聞こえへん!!」
と、Bちゃんの声。Cくんの声が小さくなります。

 

  やがて、誰かが動画を見ているときは、Cくんは小さな声で質問するように。
そして、いつのまにかみんなその「ルール」を守っています。

 

 小3 国語クラス

 ここ2か月、Dちゃんが授業の20分前に来て、本を読んでいます。
15分前に来たEちゃんが、ときどき話しかけながら、Dちゃんを眺めています。

 

 それが、今月になって、Eちゃんも本を読み始めました。
少し読んではDちゃんに話しかけていますが。
 Eちゃんが私に聞いてきます。
「この本、お母さんも読みたいって言うから、借りて帰っていい??」

 

 子どもたちは、人に「こうしなさい」と言われるより、 自分で「こうしよう」と思ったことの方が、やり通せます。
 そして、周りの人がしている「ええやん、それ」をまねていきます。

 

 授業内容でも極力「教える」をせずに「サポート」をするわかば学習会。

 授業以外の部分でも、子どもたちの成長をサポートしていけたら、と思っています。