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イメージする力 ★ 住之江公園教室

2018.11.12

 

「幸福の王子」という物語があります。オスカー・ワイルド作の今から130年ほど前に書かれた童話です。いろいろな作家が訳していて、挿絵もさまざま、数多くの出版社の絵本が発売されています。子供心にせつなくて、何度も読み返した覚えがあります。最近、本屋でいくつか手に取って、訳も挿絵も自分好みのものを購入。早速、子どもに読んで聞かせてみました。

 

 息子は3歳なので、どこまでわかっているのかはわかりませんが、1度読んで以来、3日連続でこの本を選んで、「読んで~!」と持ってきています。読むたびに新たな発見があるようで、昨日は「これ、ツバメのしっぽが2本ある!」と言いました。本人は、すごい間違いを発見したぞと思ったようなのですが、「おー!いいことに気付いたなぁ。ツバメのしっぽは2つに分かれてるねんで!」と言いながら、ほうほう、こうやってイメージが出来上がっていくのだなと実感。そこで、鳥の図鑑があれば、なおよかったのですが、寝かせる前ということで、時間の都合上割愛。図鑑は次回に持ち越し。

 

幸福の王子は金箔が貼られた美しい像。剣の柄には赤いルビー、瞳にはキラキラ輝くエメラルドがはめ込まれていて、それをツバメが貧しい人に運びます。挿絵の力は本当に大きい!!王子の像ってどんな大きさ?金箔って?剣の柄?ルビー?エメラルド?見たことがないものを文字だけで想像するのは難しいでしょう。

 

ほとんど文字がない絵本から始まって、小学校高学年向けの本になると、20ページに1つか2つ挿絵がある程度。やはり、そこに至るまでの読書量がものを言います。文字だけ読んで楽しいと思えるかどうか、本を読むのが好きになれるかどうか・・・イメージできることが大切。絵が多いものからでもいいので、たくさんの本に触れてほしいものです。

 

「わかば学習会」の文章題27級「37このりんごを5こずつふくろに入れていきます。ぜんぶのりんごを入れるのに、ふくろは何ふくろひつようになりますか。」という、あまりが出る問題を解いている子がいました。「ぜんぶのりんごを入れる」がわからなかったのか、読み流したのか、単純に今までの問題と同じようにさっさと答えを書いたのか、こういった文章題に正解したり、人の話をよく聞いて理解したりするなど、イメージ力が必要な場面はたくさんあると思うのです。

 

 読書の秋!!「わかば学習会」で一緒に読書を楽しみませんか。

 

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