ニューヨークはどこへ行っても人で一杯です。「自分だけのお気に入りスポット」と思っていても、ガイドブックに載っているため、穴場と呼べる場所はほとんどありません。
しかし、現地に住んでいたからこそ知る場所もあります。観光ガイドの見開きページには載らないような、おすすめの穴場観光スポットです。
今回は、その中から3つの穴場観光スポットをご紹介します。
1.クロイスターズ美術館

ここは穴場「的」観光スポットの中でも比較的有名なところです。ニューヨークと言えば皆さんご存知、メトロポリタン美術館の別館で、マンハッタンの北部にあるワシントン・ハイツという地区にあります。地下鉄で行くとA線の190th Streetが最寄り駅です。
外観は、移築して来たのかと思うほど中世ヨーロッパのお城そのもの。常設の展示もルネサンス以前、中世の美術品で占められています。タペストリーのコレクションも素晴らしく、「ユニコーンの狩り」という一連の作品は美術館を象徴する作品としても有名です。
けれど、このスポットの楽しみ方は、ひたすらリラックスすること!に尽きます。マンハッタンに位置しながら、ほとんど物音の聞こえない館内。展示品よりも、建物そのものや庭が素晴らしく、回廊や庭園のベンチに腰掛けると中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような気持ちになります。
マンハッタンの雑踏に疲れたら、ぜひ行かれるのをオススメするスポットです。
公式サイト:クロイスターズ美術館
2. McSorley’s Old Ale House

ビール好きなら、おススメのバーやスポットはニューヨークにいくつもあります。地ビールならブルックリン・ラガーでおなじみのブルックリン・ブルーワリーを始めいくつかのブルーワリーがありますし、おいしい生ビールを飲ませてくれるお店もたくさんあります。
しかし、私がダントツでオススメするのはこのマクソーリーズ・オールド・エールハウスです。
1854年創業のこのバーは、元々はニューヨークに多いアイルランド系移民を相手に営業をスタートしたお店です。そのせいなのか、今でも店員は「昨日アイルランドから来ました」と言わんばかりの強いアイリッシュ訛りの方が多く、初めて行くと一瞬ひるんでしまいます。
お目当てのビールは店名と同じMcSorley’s。種類は「ダーク」と「ライト」の2種類のみで、どちらも極上ビールです!それが日本で言うと小ジョッキといった小振りのジョッキに入って出てきます。しかも注文の仕方にはお約束があって、必ず偶数で注文しないと怒られます。グラスが小さいので、「ダーク2つと、ライト4つ」といった感じで頼んで、ライトにダークを少し混ぜて飲むのが筆者おススメの飲み方。
あまり大きいとは言えない店内には大きいテーブルがどーんといくつか置かれ、相席は当たり前。隣に座った人同士、盛り上がる話を楽しめるのも、このお店の魅力の一つです。
公式サイト:McSorley’s Old Ale House
3. Frames

ここは穴場「的」な度合いが高いと思います。ここは何を隠そうマンハッタンでも唯一(たぶん)のボウリング場なのです!
しかもまた場所が変わっていて、マンハッタンで一番大きいバスターミナルの中にあるのです。ですから私がニューヨークに住んでいた頃は、観光客はおろか、バスに乗る人以外ほとんど誰もその存在を知りませんでした。ウェブサイトによると、どうも最近大幅な改装が行われたようで、以前よりは知られるようになったようです。
というわけで私の知っている当時のボウリング場は、いつもガラガラ。ボウリング場なのになぜか間接照明の場内は、クラブ並みにダンスミュージックがかかり、夜になるとブラックライトがつきました。その中に白くぼうっと浮かぶボウルとピンを頼りにボウリングをするという不思議な体験。今でもこの通りかは分かりませんが、ホームページを見るとその雰囲気は残っているようです。
ブロードウェイやタイムズスクエアも近いので、ディナーや観劇の後にちょっと寄って1ゲーム、というのも楽しそうです。
公式サイト:Frames
おわりに
一風変わった観光スポットをご紹介しました。自由の女神やエンパイア・ステートビル、美術館巡りやハイラインなど、有名な観光名所も魅力的です。今回ご紹介した場所は地元の人も通う、より暮らしに近い名所です。旅行の際に立ち寄れるスポットでもあります。
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