2016/06/01

講師7カ条!

 

高3の男の子が母親を殺害したり、親が自分の子供を死なせ、ポリ袋に入れてゴミのように捨てたり。最近、こうした親子間の悲惨な事件の報道をよく目にします。昔と比べ「親子のきずな」は弱くなったのでしょうか?

 

私は、親、子それぞれが自分の生活を大切にしすぎ、互いにかかわる意識が希薄になってきているように感じます。親は、(特に子供が幼い時期には)自分の時間を削ってでも、子供にかかわる責任があると思います。

 

教育再生会議の第一次報告の中に、次のような提言がありました。

 

『家庭の教育力は、子供に対する愛情の上に、保護者がその責任を自覚することから始まります。保護者は教育を学校任せにせず、厳しさと愛情を持って子供としっかりと向き合わなければなりません』

 

 広い意味では「親」=「教育者」と言えます。では、「教育」を行う上で大切なことは何なのでしょうか。

 

イングには「講師7カ条」があります。イングで教えている先生に常に言い聞かせている大切な心構えです。優秀な先生はこれが守れています。

 

①明るく②公平に(ひいきはダメ)③ほめる④あきらめない・決めつけない⑤まねる⑥勉強好き(知的)であれ⑦客観的に自己分析ができる―。

 

家庭で教育を行ううえでも参考にしていただけるのではないでしょうか。

(2007年6月1日)