2016/06/29
決めつけない!・あきらめない!
「あんたピーマン嫌いやもんね」。子どもにこんな言葉をかけたことはありませんか?子どもの好き嫌いは、親の言葉の「刷り込み」によることが多く、大人になって食べてみると意外においしかった、というのはよくあることです。
これは学習にも言えることです。「あんた数学苦手やもんね」。この言葉で子どもは何となく苦手意識を持ってしまいます。しかし、子どもの好き嫌いは少しのきっかけで変わります。担当の先生が代わって、嫌いだった科目が突然大好きになり、得意になることもあります。
親の「決めつけ」が子どもの可能性を摘み取っている例です。
また、「あきらめない」というのも非常に大切な大人(親)の態度です。
イングのある教室に通う現在中学3年生のA君。中学1年生の学年末テストで数学の点数は48点でした。中学2年生の2学期中間テストは59点。やる気もあまり見られませんでした。
しかし、あきらめず指導を続けるうち、少しずつA君にやる気が戻ってきました。今では勉強量も増え、5月の1学期中間テストでは94点まで点数が伸びてきました。
子どもの可能性は無限です。「決めつけない・あきらめない」この言葉の大切さを感じた出来事でした。
(2007年6月29日)