2016/07/13
明るく!
明るい挨拶は、明るい家庭づくりの第一歩です。
ある調査によると、家族の団らんの時間が長い家庭ほど、また家庭生活に対する子どもの満足度が高い家庭ほど、親子間でよく挨拶をしているそうです。つまり、家庭内の挨拶は、家庭がうまくいっているかどうかのバロメーターといえます。
教育現場でも挨拶は重要です。小学校や中学校で、学校の生活目標に挨拶を掲げるところは多くあり、もちろんイングでも必ず挨拶を行っています。では、具体的に挨拶にはどういう効果があるのでしょう。
明るい元気な挨拶は、相手(生徒)の意欲を引き出し、また、自分自身(先生)の気持ちを前向きにします。授業の最初に元気よく挨拶することで、子どもたちの「さあ、やろう」という気持ちを引き出せるのです。
もうすぐ夏の高校野球が始まりますが、試合前の高校球児の元気な挨拶を見ると、何となくわくわくした気持ちになりませんか。逆に、だらっとした挨拶だったらどうでしょうか。「さあ、見よう」という気にはならないかもしれません。
最近、子どもたちが疲れている、という声をよく聞きます。それは、大人が生き生きとしていないからかもしれません。まず大人が心がけて、明るく元気に子どもと接しませんか。
子どもたちの未来を輝かせるために。
(2007年7月13日)