2016/07/20
客観的に自己分析!
「私は怒るばかりで、最近ほめることを忘れていたようです。青木先生のお話のあと、子どもを少しだけですが客観的に見る余裕ができてきたように思います。結構いいところが見えました」
イングでは子どものヤル気をはぐくむことをテーマとして「教育セッション」を開催しています。これは、セッションに参加されたお母さんから後ほど寄せられた感想の一部です。
このお母さんが子どもを客観的に見ることができるようになったのは、「怒るばかりで最近ほめることを忘れていた」と、まず自分を客観的に見ることが出来るようになったおかげです。
少し冷静に、違う視点から自分の言動をチェックすることにより、自分のことばが子どものヤル気を引き出しているかどうかが見えてくるのです。
子どもの言うことを遮って自分の意見を押し付けたり、「それをしてはダメよ」と頭ごなしに否定したり、「ぐずぐずしないで早くしなさい」と一方的に命令したりしていませんか。子育てに一生懸命になるあまり、自分も子どもも見えなくなっている場合があります。
親の投げかけることばは、子どもの成長にとってたいへん大きいものです。わが子を見直すとともに、親自身も自分を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
子供の未来のために。
(2007年7月20日)