2016/07/27

夏休み!

  子どもたちが楽しみにしていた夏休みがスタート。あるアンケートによると、小学生の約8割が「すてきな夏休みになる」と期待しているそうです。主なイベントでは、「祖父母の家に泊まりにいく」「映画鑑賞」「花火大会」「家族旅行」「海水浴」などが上位に挙がっています。皆さんの家庭ではいかがですか。

 

子どもたちにとっては楽しい夏休みですが、特有の開放感で、つい生活が乱れてしまうことも。ある都市の少年補導状況を調査した資料によると、1年間の補導件数の約4割が7、8月に集中しています。夏休みは危険な時期でもあるのです。

 

そこで、充実した夏休みを過ごすため、「夏休みの約束事」を家庭で作られてはいかがでしょうか。まず、生活リズム。学校が休みになる分朝寝坊するのではなく、親子で早起きして一緒にラジオ体操に参加するなど、同じリズムを維持したいものです。

 

そして、夏休みだけの子どもの役割を与えるのも良いことです。普段は忙しくてなかなかできない食事の後片付けやお風呂掃除などをさせるのも良いでしょう。門限を設けるのも大切なことです。

 

 このように、子どもに任せきりにせず親がかかわってこそ、普段の生活とは違う、充実した、しかも成長できる夏休みになると思います。「親子関係」をもう一度確認し、しっかり「わが子の観察」をしつつ、子どもの「楽しい夏休み」を応援する。これが、親に望まれる姿勢ではないでしょうか。

(2007年7月27日)